恐怖症の汎化

▶アルバート坊やの実験

 

アルバート坊やの実験は、ワトソンの行ったレスポンデント条件づけの実験です。生後11か月のアルバート坊やは、当初、白ネズミを恐がることなくペットとしてかわいがっていました。その坊やの前に白ネズミを置き、彼が手を伸ばした時に背後で金属棒を打ち鳴らし大きな音を発生させました。すると坊やは大きな音に対して恐怖反応を示しのけぞって大声で泣き出しました。この手続きを繰り返したところ、坊やは白ネズミを見ただけで大声で泣くようになったといいます(恐怖条件づけ)。さらに坊やは、白ネズミだけでなく、白くふわふわしたものすべてに対して恐怖反応を示すようになりました(汎化)。

学習性無力感

▶学習性無力感

 

心理学者のマーティン・セリグマンが、抵抗や回避の困難なストレスと抑圧の下に置かれた犬は、その状況から何をしても意味がないということを学習し、逃れようとする努力すら行わなくなるというものである。大きなストレスに長期的に曝されて、戦うことも逃げることもできない状態に置かれると、神経に働きが改変されて、凍りついたり、身動きがとれなくなったりする。