交代人格に入れ替わる時
▶交代人格に入れ替わる時

 

解離性同一性障害の人は、身体と脳に致命的な欠陥を持っています。幼少期の頃から、脳は過剰警戒し、身体は過緊張で身構えながらも、闘争・逃走反応が出ないようにと、理性で抑え込んできました。親から暴力や罵倒されるような環境に長く留まっていると、消耗していくので、生命エネルギーが枯渇し、身体は怠くて、鉛のように重くて、痛みだらけになります。身体を動かしたくても、言うことを聞いてくれず、動いてくれません。日常で精神的ストレスがかかると、身体が動けなくなり、それでも他者の要求に応えなければならないので、重い身体を引きずって、歩くか、人格を入れ替えて、身体を動かします。身体が動けないときは、自分の内側が騒がしくなり、脳内会議が始まり、交代人格たちが何事かを口やかましく言います。

 

解離性同一性障害の主人格は、危険に対して、今どこで何をしているのか、目をこらして、耳をすませて生きてきました。一般に、外傷関連の記憶や恐怖への耐性が著しく低いことが多く、隣にいる人の表情や顔つき、態度、言葉、物音などあらゆるものに過敏して、動けなくなって、交代人格にスイッチします。あらゆるものに過敏で、体は鈍く、すぐに動けなくなるので、何とか表面を取り繕って、あたかも正常かのように見せて、生活しています。

 

闘争場面では、もともとの人格は、恐怖に怯えて、固まりますが、それでは、命が危険なので、闘争スイッチが入り、人格が入れ替わります。

 

 

混乱したとき、本当の自分は、心の奥の檻に入れられてしまって、意志が通じなくなります。

そして、自分の代わりが体を支配します。

 

奥底の檻には、本当の自分がいて、自分の意志が通じず、叫ぶことができません

自分の代わりに日常を生活をする人が出てきて、自分を支配します。