解離性症状とは
▶解離性症状

 

幼少期の頃から、様々なトラウマを受けて、降り積もった痛みが多いほど、重症度が高くなり、典型的な解離性症状を示すことがあります。解離は、様々な痛みを切り離すことが可能で、頭の中を空っぽにして、何も感じないようにすることができます。つまり、解離というのは、生体を守る役割があり、痛みやストレスを感じなくさせて、それなりに仕事をしたり、あたかも正常かのように日常生活を過ごせるようになります。また、子どもの頃からの愛着対象のために頑張る力を与えてくれるものです。しかし、解離を使って、過酷な環境に長く留まり続けると、逃げ出すことが遅くなります。やがて、耐えることが当たり前になり、人生なんかどうでもよくなり、日常生活を自動機械のように過ごすようになります。そして、たくさん傷つけられても、なにもないふりをして生きていくようになり、本音や本当の感情が言えなくなって、自分のことが分からなくなっていきます。外からは一見うまくやっているように見えても、彼らの心の中は傷だらけです。

 

①解離による二重性

耐えることが当たり前で、日常の役割をこなそうとする部分は、環境に順応して、自然な流れに慣れていきますが、一方で、環境に順応せずに、自然な流れを拒む部分が出てきます。この変化を拒む部分を、野性的な力を持っていて、反社会的で、恥やプライドがなく、その人の暗黒の部分を表します。そして、生きながらに死んだような状態にある惨めな自分を見て楽しんだりします。

 

喪失体験を期に解離症状

解離性障害の発症に度々みられるのは、愛着対象の喪失により、何時までも悲しみに暮れていたら、自分が自分でないような状態になり、自分が分からなくなることが怖くなって、様々な症状が出てきます。もともと幼い頃に様々なトラウマがありましたが、喪失体験を期に、頭の中から命令する声が聞こえるようになり、気分が悪くなって、記憶がなく、過呼吸、麻痺、フラッシュバック、凍りつき、震えなどが生じます。また、現実感が無くなり、頭の中がぼーっとして、夢の中で生きているように感じています。

 

③解離による自動症

頭の中から命令する解離による自動症になっている人は、身体が動き出したら、勝手に動いてくれるから、自分はじっとしています。いろんな性格の自分がいるようで、一人になると本当の自分がわからなくなります。

 

④過覚醒の不眠や疲労からの解離

幼少期から様々なトラウマがある人は、嫌な記憶が忘れられず、思い出されてしまうと、頭の中をぐるぐる回ります。そして、覚醒させられてしまい、脳が休まらず、不眠が続くと、心は自分で檻の中に入ろうとします。日中は、ボヤボヤした夢と現実の狭間で、限界に達してしまうと、人格交代の解離が起きます。

 

⑤解離性健忘

記憶は、印象の強いものしか残らず、先ほど、食べたものや話した内容、自分が書いたレポートなど忘れてしまい、記憶が続きません。記憶が繋がらないため、時間の感覚がなく、気がついたら時間が立っています。

 

感情や感覚の喪失

感情や気分の波は無くなり、嬉しい、楽しい、悲しいなどの感情が分かりません。このような状態でも、それなりに仕事をしていたり、ごく普通に日常生活を過ごせています。ただ、何も感じることができないので、生きている意味もなくなります。ストレスがかかる場面では、自分のことをどこか遠くから自分を見ていたり、自分のこころの奥に隠れていたりします。

 

⑦対人関係

人の視線が怖くて、様々ことを恐れて、様々なリスクを考えて、頭の中がグルグル回ります。外の世界が怖くなると、視野狭窄や自分の中に籠るとか、身体がフィルターで覆われます。人の悪意に気づいてしまうと怖くなり、人とは細い糸でつながっていて、距離をつめにくく、甘えることができません。敵を作ったら、悪く思われたら、大変なので、人に合わせて、悪く思われないようにしています。

 

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