解離性症状の主人格
▶解離性症状の主人格

 

解離性障害、または解離性同一性障害の主人格は、日常生活を正常にこなすことに焦点付けられています。主人格は、オリジナル人格が現実の辛さを耐えるのはあまりにも辛すぎるから、その代わりに日常生活を送る存在になります。しかし、主人格も現実の辛さ、問題に気づいてしまうと、体の機能が停止したり、固まって動けなくなってしまうため、結局は生活全般が大変困難になります。主人格も、自分の過去の問題や苦しさに気づくと、機能しなくなるから、それらの状況に気づかないふりをして、自分がなにが困っているか分からないと病識に欠けています。主人格は、本当に辛い状況を紛らわすように出来ており、他者と人間的な深い繋がりを築くことができません。普段から、とてもくるしい、とてもつらい毎日を見ないように、考えないようにしています。

 

主人格は、その場その場で生きていて、自分が危害が加えられないように、周りに合わせています。主人格というのは、自分という軸がなく、何らかの対象や役割がないと、自分が自分で無くなってしまいます。一人になると自分の役割がなくなり、一人になると自分がどうしていいか分からなくなり、自分が誰だか分からなくなります。