取り憑かれた自己

▶取り憑かれた自己

 

取り憑かれた自己とは、自身の中にいろいろな自己が存在している状況のことを言います。例えば、目先の快感を求めている自己や、将来のことを考えている自己が存在します。自己愛性パーソナリティ障害の人の多くは、体の中にトラウマが刻まれているために、無意識のうちに、脅威を排除したいと願っており、人に良く思われたり、他者に認めらることが自分を守ることになり、だから自分の振る舞いを完璧にしようとします。

 

体にトラウマがある人は、うまくいかずに落ち込んでいるときや恥をかいたときに、体が凍りついて、自分を誘惑してくる悪魔の声や、その声に抵抗する天使の部分に取り憑かれます。脅威を避けて、完璧でいなければならないという強迫観念は、ストレスを生み出し、ストレスによって欲求が生じて、本能の赴くまま行動する部分を生み出します。そのため、完璧に振る舞う部分と、本能の赴くまま行動する部分に分裂しています。

 

しかし、長期の不安やストレスを受けている人は、理性より情動に支配されていき、ぐっと踏みとどまったり、冷静さを保つことができません。よく考えて行動するよりも、感情的な決めつけで行動してしまいます。

 

恐ろしい目に遭った人は、筋肉が硬直して、凍りつきます。逃げ場がなく、劣悪な状況が続くと、体が動けなくなっています。体が凍りついて動けなくなる人は、何かが憑りついて体を動かすようになります。

 

悪いものに魂が奪われて、体の中から枯れていきます。           

 

あたかも日常を正常に過ごそうとする人格が、過去に引きずり込まれると、闘争の人格部分や子どもの人格に融合してしまうことがあります。

 

トラウマがある人は、身体の中にトラウマを閉じ込めているため、内臓に不快な感覚が残っていて、その傷が疼くと、じっとしていられなくなったり、身体の痛みや疲労から動くのも怠くなります。この不快感や痛みを消す方法が、解離です。解離は頭の中を空っぽにして、何も感じないようにします。そして、過酷な環境でも、あたかも正常かのように日常生活を過ごせるようになります。しかし、解離を使って、何も感じなくすることによって、過酷な環境に長く留まり続けると、悪い影響を及ぼすこともあり、逃げ出すことが遅くなります。耐えることが当たり前になり、痛みを感じる感覚が麻痺することで、そこに留まることが出来るようになって、日常を自動機械のように過ごすようになります。

 

健康な人は、背筋をピンと伸ばして、体の中からエネルギーが満ち溢れています。

悪い精霊に憑りつかれた人は、体の中から萎れて、枯れて、崩れ落ちていきます。

悪い精霊は、鹿と羊を供儀して血を捧げると喜んで満足して悪さをしなくなります。

 

 虐待などの劣悪な環境において、自己が分裂していきます。本当の自分は、加害的な人物を目の前にして、無力な存在ですが、偽りの自分は、外面を取り繕って生活します。本当の自分は、嫌な思いをたくさんしてきて、とても怖がりになり、人間関係を極力避けたいと思っていて、本当はすごく嫌で傷ついているけど、もう一方の自分は、自分をごまかして日常生活を過ごします

粗末に扱われる自分が外側で生活をしていて、その部分が自分の盾になってくれて、大事に扱われる本当の自分が隠れています。

 

分裂が起きることにより、胸を中心とした体で生きている部分と、頭を中心に思考している部分に分かれます。分裂が起きる人は、体が固まり凍り付きやすく、本来の部分は、

性暴力被害に遭った人は、複数の異性と性行為に及ぶことがあります。日常の大部分を過ごす人格は、内側を覗き込むと何もなく、大事に思えるものが何もなく、本能のままに快楽に浸ります。感覚が薄く、刺激が欲しくて、楽しいことをして、軽いキャラクターで生きて、全然大丈夫なふりをしています。人によっては、危険なことが好きで、破滅に導くようなことをします。その一方で、本当は違って、体を触られるのがとても不快で、気持ち悪く、吐きそうに感じています。本来の部分は、心と身体がもの凄く反応するために、ちょっとした刺激にも自分が自分でいられなくなり、固まって、解離してしまいます。

 

本来の部分は、身体的であり、人間嫌いで、嫌なものを嫌と言えて、恥をかかされるとすぐに凍りつく部分がいて、もう一方で、自分に注意を引きつけて、魅力的に振る舞う部分や、恥をかいても平気なように分厚い鎧を着て、もはや捨てるものがなく、無作法に振る舞う部分

 

▶過酷な環境に慣れてしまうこと

 

耐えることが当たり前になり、過酷な環境に順応して、自然な流れに慣れていく部分と、順応せずに、自然な流れを拒み、生きながらに死んだような状態にある自分を見て、惨めな自分を見て楽しんだりします。

 

▶良い環境に慣れることに抵抗する勢力

 

トラウマが刻まれている人は、良い環境に順応して、自然な流れで変化していきたいけど、その変化に抵抗しようする勢力があります。変化に抵抗する力は、もう既に遅くて、過酷な環境に慣れてしまって、劣等感が強い。自然な流れで人と繋がろうとしても、自然な流れ拒む部分は、それを押さえつけて、抵抗する存在になります。

 

 

 

 

 

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