トラウマティックな脳

▶トラウマティックな脳

 

過去にトラウマを負って、その影響を受けている人は、脳は危険を察知しやすく、体は慢性的に収縮傾向にあります。トラウマがある人は、心地良く過ごしているときは特に問題があります。しかし、不快な状況が続くと、体は闘争・逃走モードになって、強い緊張が走ります。そのときに、恐怖から身動きが取れなくなる人もいて、体が凍りつきます。

 

トラウマを負った人は、情動を司る神経系は改変されるため、不安と恐怖ですぐに闘争・逃走に入るか、体が凍りつくために、刺激に対して身体が反応しやすいです。トラウマティックな脳になるほど、神経が繊細で、身体が反応するために、感情のコントロールや正常な判断をすることが難しくなります。

 

あらゆることを想定するようになり、こういうパターンではこうなるとか、ああいうパターンではこうするとか、次こうなったらこうするとか、もしこう聞かれたならこう返すとか考えます。

あらゆるパターンやシチュエーションを想定して、頭の中で考え、活動するか、急なことや想定外のパターンが起きて、思考や動きがフリーズするか、

先読みして、あらゆることを想定し、自分の思い通りにしようとしますが、想定外の事が起きると体が凍りつきます。

自分の言動が空いてにどのような影響を与えるかを考えていきます。

頭の中で良いか悪いかをアセスメントして、心地よいことには近づき、不快なものは回避します。

 

どうしょようとか、どうしたいかと悩み、いますぐなんとかしたいと思います。

問題解決しようと話し合って、

問題解決できないと、感情の処理ができず、興奮して、自己破壊行為をしてしまう。

 

好奇心が強く、好きなことをとことんしてしまいます。

 

トラウマがある人は、脅威を遠ざけようとする防衛が働いたり、不快なことへの耐性が低いために、好きか嫌いか、白か黒かを分けます。

 

嫌なことがあると

過去に引きずられて、今を生きれなくなります、一日中過去のことを考えて頭から離れてなくなり、感情のコントロールを失います。

落ち込んで無気力になって、投げやりな態度を取ります。

好き嫌いをはっきりして、嫌なことは排除します。嫌なことがあると感情や行動に振り回されて、手に負えなくなります。

 

トラウマティックな緊張状態にいると、人の目が気になり、頭に情報が入ってきて、納得するまで考えてしまいます。一方、トラウマティックな状態から抜け出すと、周りが気にならなくなり、今まで感じていた違和感が無くなります。

 

身体が凍りついている人は、自分の体の感覚を捨て去ることにより、観察者になり、人を分析します。

外に出かけているときは、気配をすぐに感じ取り、頭の中に勝手に情報が入ってきて、興味あることや嫌悪するもので溢れます。人を観察し、分析して、考えや意味を掘り下げていきます。頭の中では、良いものと悪いものを評価して、自分にとって良い人か悪い人かを見極めます。

 

自分の思うようにできないことがストレスになり

無防備になるのが怖い、最悪の事態を恐れている。

 

生活上のマイルールが多く

自己中心的で気が強い

 

逃げ場のない状況に追い込まれるのが怖い

健康な人は、逃げ場のない状況や不幸なことはあまり想定しない。

 

トラウマがある人は、リスクを考えずに無計画に行動を取るタイプと、リスクを考えすぎて、それだけで終わるタイプがいます。

不快なことをする相手を責めたり、怒ったり、許せなかったりします。

身体が疲れやすいために、完璧主義です。

 

生きづらい状態にあります。

 

この世界は理不尽だとか、フェアじゃないと思ってきて、普通にしている周りの人が許せないし、人を傷つけていきます。

 

トラウマティックな状態にある人は、頭と体の神経は、外の気配に対して、警報を鳴らしまくっています。脅威を感じやすく、身体は過緊張、凍りつき、死んだふりのような状態で過ごしています。日常では、警戒心が過剰で、環境の次の変化に対して、視線や首を動かし、頭の中は、興味があるかどうか、危険がないかどうかをジャッジします。

 

 

トラウマティックな脳を持つ人の頭の中は、興味があるかどうか、危険がないかどうかで思考して、目をこらし、耳を澄ましています。頭の中は思考がグルグル回っていることが多く、心地良い刺激は、人間らしい息が吸えるようになりますが、不快なことは、それをやっつけてしまうか、それから退避するか、耐えることになります。

 

トラウマがある人は、普段から過緊張で、不快なことや危険を感じるものに対しては、モヤモヤ、ウズウズ、イライラして、落ち着きがなくなります。健康な人と比べると不快なことに対する耐性が弱く、最悪な状況になると、居ても立っても居られなくなり、感情の爆発、固まる、頭の中が真っ白、機能停止に陥って、自分が自分でなくなります。そして、不快なものは避けようとして、危険を感じると、闘争・逃走スイッチがONになるか、スイッチをOFFにして、不動状態(凍りつきや死んだふり)の反応を示すかもしれません。一方、快や安心できるものであれば、全身が緩んで、本来の自分でいられるようになります。

 

 

脳と身体の神経が危険を察知して、脳が過剰警戒で、身体は過緊張で過敏になり、交感神経の働きが過剰になります。交感神経の働きが過剰になりすぎると、背側迷走神経が働き、体が固まって動かなくなってしまいます。

 

健康な人は、理性的な脳(大脳新皮質)と情動的な脳(大脳辺縁系、脳幹)のバランスが取れています。しかし、子どもの頃からトラウマがある人は、脳や身体の神経が危険を察知するために、合理的な脳が働かず、情動的な脳に支配されます。情動的な脳が強く、交感神経が過剰になり、過覚醒になると、リスクを考えずに無計画に行動しようとします。この状態のときは、身体が軽く、たくさんのアイデアが浮かんできて、活動的になります。投資やギャンブル、お酒、買い物、遊びにお金を使い、日本の景気が良かった頃であれば、リスクを考えずに行動して、社長になって大成功した人もいます。

 

一方、トラウマがある人は、リスクや危険を無視して行動するために、トラブルに巻き込まれやすくなります。一旦リスクや危険に曝されると、そのことを酷く怖がるようになり、過敏に反応するようになります。そして、状況が悪くなればなるほど、逃げ出したくなるとか、動けなくなり、心身にダメージを負います。

 

 

 

 

トラウマを負っていて、生活全般のストレスが長期に渡ると、体の方が慢性的に縮まっていきます。そのため、外側に刺激に過敏に反応するようになり、強い刺激には身体がギュッと縮んで、恐怖の反応を示すか、怒りの反応になります。外側の世界への警戒心が高まります。身体は硬直しやすく、顎が緊張し、歯の食いしばりが強いです。肩は上がっていて、手足は脱力しているか、力が入っています。

 

不信感があって、 周囲を警戒し、頭の中が警報が鳴りまくって、外の世界の様々な情報を集めて、人の行動を予測して、自分の思い通りにしようとするところがあります。周りの人の問題も自分の問題のように感じてしまいます。相手の表情や反応を察知して、悪いほうに受け取りやすいので、無表情や怒っている顔が苦手です。それに対して、相手が笑顔だと元気になります。

 

自分の思い通りにいかないことが怖くて、予測できないことを恐れ、身体中に痛みが走ります。

常に、体は緊張し、リスクを考えて生きていて、集団に合わせようとするところがあります。

 

良い言葉をかけられると、相手を信じて、理想化しますが、その後、言葉と行動に矛盾を感じて失望しやすいです。

トラウマのある人は逃げ場の状況になるのが怖くて、先読みをする。動きたいのに動けないので 体硬直して

 

 

ノイズに弱くて、不快・不確実性に耐えられません。不確実なものや曖昧なものすべてを脅威として捉えるようになります。

身体と敵になっていることが多く、自分の身体に意識を向けないため、自己治癒力が枯渇している場合があります。身体は、硬直しているか、脱力していることがあり、最悪の状態では、全身が冷たく、固まり、痛みだらけの肉体になります。

 

通常の人より、不快を避けて、快を求めています。長年に渡ってストレスを受け続けると、不快さも感じられなくなって、何も感じなくなります。

長年に渡るトラウマの影響は、ストレスを感じる力が弱くなり、不快な刺激を不快と感じられなくなります。ストレスに対して、反発する力が強くなりすぎて、悲しんだり、落ち込んだりができなくなり、何も感じられなくなります。

悲しみや真実は痛みが伴うため、反発しようとする力が働きます。この不快さに反発する力は、生活全般のストレスを和らげる一時的な効果はありますが、強くなりすぎると、正常に悲しめなくなり、人の本来備わっている自然治癒力やリズムを失わせます。

 

今までが傷つきやすかったら、傷つかないために完璧な自分を作り、鉄の鎧やサイボーグ化します。

 

心の中の空想世界に一人きりで浸ります。

 

安全を得ようとして完璧主義

 

危険に備えた生き方になり、

自分よりも相手にが向いて

顎に力が入り、奥歯をかみしめ、肩は上がり、心の余裕があります。

頭と体の神経は危険を察知して、頭の中は思考がグルグルします。

トラウマティックな人は、人に良く思われることが最大の防衛になっていることがよくあります。外の世界では、良い人を演じて、人に良く思われようとします。しかし、家族には、甘えの気持ちやこうあるべきだという理想から、苛立ちや怒りなどの感情を見せがちです。

 

トラウマティックな状態から、大きなショックを受けると、統合失調症のような状態になることがあります。神経が破綻すると、支離滅裂な状態になり、独り言をぶつぶつ言ったり、子ども返りしたりします。

ちょっとしたことでも、過呼吸やパニックになるために、自分のしたいようにしかできません。パニックになると、所かまわずに暴れます。嫌なことを言われると、過覚醒のスイッチが入り、怒り出したり、短絡的な行動を取ります。考えが行動が極端で、快か不快化で判断します。予想外のストレスに弱く、動かしがたい他者との関係がうまくいきません。死んだふりをして自分の身を守っているのに、その境界線のなかに入られることを拒絶します。破綻恐怖があるために、どんな手段を使ってでも、自分を守ろうとします。