トラウマによる黒化・腐敗

▶トラウマによる黒化・腐敗

 

トラウマを負って、その痛みが長年蓄積されてきた人は、黒化・二グレド化したり腐敗したような感じを抱くようになります。

 

黒化・二グレド化とは、身体の中に出来たトラウマの塊が、肥大化して自分の心身をのっとり、侵犯していくことで、自分のもとのいきいきとした表情や体の状態を失わせて、どんどん暗くなっていくことをいいます。そうなると、フラッシュバックでしんどくなり、思考やイメージができなくなり、じっとしていくようになります。じっとしているのに、心臓がバクバクし、息が浅く早くなり、胸や喉、首、背中が詰まって、苦しくなり、感情を表現できなくなり、筋肉の動きも委縮していきます。身体の免疫機能が弱まるので、アトピー、炎症、頭痛、吐き気、傷ができやすくなり、 粘膜がただれていきます。

 

生きている感覚も乏しくなり、表情、神経、筋肉、骨、血液、内臓、皮膚、水分量に影響を及ぼすために、皮膚の色がくすんで黒ずんでいき、腐敗した感覚に支配され、温かみや水分が失われてガチガチの塊になっていきます。心身が、ヘドロに包まれている感じで、気持ち悪く、冷たく硬く小さく委縮して動けなくなっていきます。

 

心の奥に闇を抱えており、被害妄想に取りつかれ、ストレスが強くかかると、身体の液体や水分量、ホルモンの状態が変わります。ストレスを受けることで肌の色や性質に影響を及ぼし、顔や身体の肌色が黒くなっていきます。

 

▶黒化・腐敗が起こる過程

 

黒化する人は、育ってきた環境に問題がある場合が多く、親が中心の家庭で、父親、もしくは母親の機嫌や都合に振り回されてきました。小さい時から、親や兄弟の言うことをただ従うだけの子どもでした。親や兄弟から虐待に遭い、自分を責めて、誰も自分を気持ちを受け止めてくれない経験をしてきました。

 

親の都合や気持ちを優先して、期待に応えるために生きてきたので、何のために生きているのかが見えなくなります。他人の要求に応えるだけで、自分の欲求や目的が分からなくなり、ただ他人に合わせる自分のみが残ります。親の都合に振り回されて、自分が傷つかないように振る舞い、疲れて動けなくなっても、動かないといけないから、身体を動かしてきました。身体が疲れすぎていて、いろんなものを制限しなくてはいけなくなり、人間関係や経験の幅が狭くなっていき、生きることに精一杯で、身体の機能を最小限にして生きていこうとします。心身が疲れ切り、体力が奪われて、しんどくてフラフラして、動けなくなり、起き上がるエネルギーすら無くなります。

 

トラウマの不動状態の人は、人の目が怖くなり、人の視線を感じると石のように固まるために、下を向いて歩くようになります。人と対等に関われないので、顔を下に向け、猫背で、自分に自信がなくなり、卑屈になり、無力感や劣等感に塊になります。人の目につかないように、誰からか注意を注がれないように、誰にも関心をもたれないようにしてきたために、皆に置いて行かれるようになります。居場所が無くなり、糸が切れたように隅っこの方で縮まって、固まって、存在感が消えていきます。

 

生き生きとしたエネルギーが枯渇し、慢性的な不動状態に陥ると、自分をケアすることができなくなり、手入れもしなくなって、お風呂に入らないとか、歯を磨かないとか、身だしなみも気にしなくなります。病院に行かないし、身体に異常がでてもケアすることをしなくなります。家に引きこもり、皮膚は黒く硬直していき、病気などを患っても自身をいたわることをしないので、将来の不安を感じながら、無気力になり、衰弱していきます。身体や皮膚は、黒く硬くなっていき、心の状態もストレスや緊張を強いられるために、悪循環になり、心身ともに硬直して石のように硬く小さな固まりのようになっていきます。

 

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身も心も擦り減らし、戦うエネルギー尽きると、生き生きとした世界が枯渇します。エネルギー尽き、生きる屍になると、体の中から枯れていくような感じで、口数が減り、周囲への関心が薄れて、ぼーっと1点だけ見つめます。

心的外傷後の身体反応

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