起立性調節障害

▶起立性調節障害

 

起立性調節障害は、子どもに起こりやすい病気で、朝起きれなくなります。症状は、頭痛やめまい、ふらつき、疲れやすさ、失神などあります。この病気は、体の機能を調節する自律神経系に問題があります。特に、体の中にトラウマがある人や神経発達に問題がある人は、自律神経系の調整不全に陥り、心身に症状が表れます。

 

起立性調節障害の子どもは、就寝中に不動状態に入って、呼吸が少なくなり、背側迷走神経の働きが過剰になります。朝になり、目が覚めても、体は固まっていて、手足に力が入りにくくなっています。首、肩、背中はガチガチになっており、息が吸いにくく、血液の循環が悪く、低覚醒状態で、活動しようにも活動できない状態になっています。彼らの問題は、心が弱いからではなく、脳と体の神経に問題があり、朝が一番きつくて、ベッドから起き上がるのが大変です。起立性調節障害の人は、起き上がるとか、歩くのが大変なだけでなく、疲れやすくて、腹痛、吐き気、頭痛にもなり、学校の遅刻や欠席、不登校の要因になります。

 

▶トラウマと睡眠の問題から

 

トラウマがある人は、寝ているときにトラウマの悪夢を見て、ガチガチの不動状態になり、動きたくても動けなくなります。夜中に悪夢を見て、叫んだり、中途覚醒することもあります。朝は、身体が怠くて重くて、起き上がれません。頭の天辺や手足の先まで、血液が巡らないので、手足がだらんとして、身体が怠くて重くなります。それでも、外に出て、電車に乗り、学校や職場に通い、最悪な方にいかないように無理な生活を続けていくと、首を中心に、脳や背中が炎症していくと、慢性疲労や疼痛の症状が出ることがあります。

 

▶起立性調節障害と現代社会

 

起立性調節障害は、トラウマや発達障害の傾向がある子どもに多く、自律神経系の調整不全と、小さい時からの積み重ねにより、認知の歪みがあります。また、現代社会は、都市型の生活やスマホなどの電子機器が発達しすぎて、身体性が重視されなくなっており、過度なストレスや緊張、予測不可能な人間関係の中で、心身のバランスが取れなくなっている人が増えています。起立性調節障害は、脳と体の神経の働きや筋肉、内臓、血流などに問題がありますが、それを引き起こしている精神面にもアプローチしていく必要があります。

 

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