離人感トラウマと宇宙
▶離人感トラウマと宇宙

 

人が生きるか死ぬかの外傷体験に曝されると、心と体は分離して、自分の体から50メートルぐらい離れた上空にいて、自分を見降ろしいるという表現する人がいます。あまりに激しいトラウマのショックに曝された時は、人は離人症のようになり、魂が体から離れていきます。そして、その離れる距離が宇宙の領域に達する人がいて、宇宙レベルの孤独や傷つきを抱えることになります。

 

人は死にかけるような外傷体験を負うと、その人の魂はバラバラに砕かれて、宇宙に飛んでいくことがあります。天井を突き抜けて、青い空が見えて、地球を下に見ながら、宇宙に行って、その宇宙をを通り抜けたあとは、何もない世界に行きます。生きながらに死んだ魂は、宇宙の中心で作り直して、再びこの世で目覚めます。

 

死んだ人の魂を入れ替えるときは、そこに神官がおり、手術台の上で胃腸以外の臓器を全部取られて、ゴールドを流し込まれます。そして、頭の中が太陽の光に溢れて、巨大なエネルギーが動き始めます。体がピクピクと痙攣し、震えや揺れが起きて、体の中に打ち寄せてくる温かい波が生きている証拠になります。新しい命が目覚めると、フワッと軽くなり、光の世界で気持ち良さに浸り、人間界に戻ります。これらの現象は、危険を察知して、背側迷走神経が過剰になり、機能停止した体が回復していく過程とも言えます。

 

恐ろしい外傷体験から目覚めても、体の神経はその痛みを覚えているために、不快な刺激に対して、体の神経が動き始めて、不随意運動が起きます。小さいことでも、体がすぐに硬直するようになり、人との距離はワンクッション置いてしか喋れなくなったり、人を遠ざけるようにして生きるようになります。状態が悪くなると、酷い離人症になり、喜びが消えて、宇宙の外側に立っているように感じる人もいます。酷い離人症の時は、何もやる気が起きなくて、動けなくなり、ご飯の味もしなくなります。

 

▶発達早期のトラウマと宇宙

 

子宮内や誕生時、乳児期の頃に、生死を彷徨うレベルのトラウマを受けた子どもは、自分を守る術がなく、原始的神経の支配のもとで、酸素を吸えずに、宇宙のイメージや魚のイメージを色濃く持っていることがあります。発達早期にトラウマを負うことで、その子どもたちは母親にしがみつき、その一方で、母親の態度に怯えや恐怖を抱くようになるかもしれません。母親の視線が別の子に向けられ、自分が見捨てられてしまったように感じると、宇宙の外に一人放り出されたような孤独感に襲われ、心の逃避先が宇宙領域まで達しているかもしれません。

 

繊細でとにかく傷つきやすい子どもは、母親の養育態度が普通でも、母子関係でトラウマを負うことになります。母親に怒られることがとても怖く、母親の言動が信じられなくなり、自分は嫌われてしまったと思い込んでいるかもしれません。小さい時から、そんな母親に気に入られようとがむしゃらに頑張ってきましたが、ちょっとしたことでも母親との関係に不安を覚えると、泡の中に閉じ込められてしまって、遠くにはじかれていき、自分が消えていくような繊細なトラウマを体験している可能性があります。そして、思春期の頃に、学校の受験勉強や同級生との関係性に失敗していき、緊張の糸が切れてしまって、未だに原因がはっきり分からないとされる病気を患うことになるかもしれません。

 

宇宙レベルのトラウマがある人は、子どもの頃から、人との距離を一定程度置かないと、息が止まり、人の言葉や感情が胸に突き刺さります。また、人に近寄ってこられると、どう振る舞えばいいか分からずに、逃げたくなります。そのため、自分の体から離れて、離人症のような状態になり、相手とワンクッション置くことで、なんとか息が吸えて、自分の言葉を喋れるようになります。

 

性格は弱弱しくしているタイプから、ヒーローのように振る舞うタイプまで様々います。弱弱しいタイプは、誰の目にも止まらないように存在感を薄くして、極力誰とも関わらないようにして、アダルトチルドレンのロストワンのようなタイプになるかもしれません。また、弱いから心の中では自分を守ってくれるような人を探しているかもしれません。ヒーロータイプは、周りの期待に応えて、その中心にいることで、人間らしい呼吸ができるようになり、自分中心に物事を進めていきます。しかし、ヒーロータイプは、思春期を境に、自分の壁にぶつかって、生きづらくなることがあります。

 

▶宇宙レベルのトラウマの痛み

 

宇宙レベルのトラウマがあると、受け入れられない悲しみや痛みが自分を襲うたびに、体が痛み、息ができくなり、唖然とさせられて、何もやる気が起きなくなるかもしれません。この世界全てに見捨てられたように感じて、自分の居場所がなくなり、皆に置いて行かれるようになります。絶望や無力なトラウマのサイクルにはまると、追い詰められていき、身動きが取れなくなります。そして、生きる意欲を失い、動けない自分を責めて、苛立ちや焦り、混乱して、絶望のなかに閉じ込められて、自分が自分でなくなります。

 

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