学校の授業を聞けない子ども

▶授業を聞けない子ども

 

学校の授業を聞けない子どもは、授業が面白くない可能性や、もしくは子どもに問題がある場合があり、面白くないという状況に耐えられない、発達障害(ADHD)や発達性トラウマ障害の可能性があります。

 

授業を聞けない子どもは、先生のつまらない授業を椅子に座って、じっと聞いて、板書していくことに耐えられません。じっとしないといけないとか、強制させられる場面では、身体が硬直して、固まっていきます。不快な状況が続くと、生理状態に異変が出て、多動や注意、集中の問題が生じるために、彼らは、自分のしたいように体を動かすか、頭の中の空想世界にふけります。また、寝て意識を無くしてやり過ごす人もいます。一方、勉強に関心がある人は、トラウマや発達障害の傾向があっても、集中して、よい成果を出し続けてよい心身を作っていくことができることもあります。

 

多動や注意・集中に問題が生じるのは、嫌な刺激や不快な状況において、問題解決できないときに、身体が硬直し、闘争・逃走・凍りつき反応が現れて、じっとしていられない衝動や注意・集中の困難が出ます。そして、授業中の貧乏ゆすり、椅子をがたがた動かす、隣の子にちょっかいを出しまくる、席を離れてしまって動き回る、授業に集中できない、話を聞けない、指示通り動けないという問題行動になります。

 

トラウマや発達障害のある子どもは、学校の授業中のみではなく、不快な状況でじっとしていると、何かに追われる衝動が出てきて、その場にいられなくなるか、注意・集中が困難になります。身体の中にトラウマがあると、不快な場面において、過去のトラウマのときと同じような身体状態になっていくために、身体が硬直して、動悸の激しさ、胸の苦しさ、息が止まる、頭痛、吐き気、耳鳴りが出たりします。さらに、不快な状況が続いて、追いつめられていくと、身体が麻痺して、無気力な状態になります。最悪の場合は、沼地を歩くような怠く重くなり、動けなくなります。

 

▶トラウマや発達障害の子どもの社会化

 

トラウマや神経発達、アトピーなど、本来持っている身体の弱さが、人が成長して、社会に適応するなかで、規律化される過程において、身体の弱い箇所が顕在化します。そのため、持っている身体の弱さが、社会に出て成長していく過程において、痛みを経験するきっかけになり、再トラウマ化していきます。

 

人が社会に適応するためには、規範に乗っ取る必要があり、野放しだと変な人になっていきます。しかし、社会の構造には癖があり、独特な規律やルールがあります。幼児期から成長する段階に、子どもを社会に適応させるために、ある程度規律化させられます。規範化のために、身体をどう振る舞うかになりますが、脆弱な子供は、規範化・社会化されるなかで、自分の身体の弱さが表面化して、ストレスに応じて、症状や問題行動が現れ、その結果「社会に適応できない人」と言われてしまうこともあります。

 

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