当カウンセリングルームの特徴

過酷な子ども時代を経験してきて、今も生きづらいけど、誰にも相談できなかった。

 

心的外傷(PTSD)や解離性障害、トラウマベースの人格障害、発達障害、離人症、摂食障害、パニック障害、うつ病、強迫性障害、慢性疲労症などからの回復に特化した専門施設です。当カウンセリングルームでは、今の生きづらさを共有して、治療同盟を結び、大切な人と分かり合えない悲しみを言語化し、身体の苦痛と向き合い、闘争を通して主体化(覚醒)していきます。そして、花や木が水や光を得て育っていくのと同様に、「私は私であり、私は世界につながっている」と生き生きと感じる自分に戻れるように支援します。

 

 

セラピストは、どんな姿勢で私の話を聞いてくれるのですか?

 

セラピストは、不屈の思いやりとあなたのことを守りたいという湧き上がる意志故に生じる変性意識状態のなかで、話を聞いていきます。また、専門家としての虚構の役割だけでなく、自分自身の無知さや人間的限界があることを認めたうえで、あなたの理解に努めたり、関係性を重視しています。私の喋り方は、非常に落ち着いていてゆったりとした感じではあると思います。ただし、人生に疲れているため、明るく元気という性格ではありませんし、人生において悲観的で暗いです。カウンセリングのときも、明るく笑顔を振りまくことはあまりないと思いますが、でたらめな社会を少しでも変えていきたいという熱意はあります。

 

 

▶トラウマに対処するリラクセーションセラピーとは

 

息を吸って吐くことに注意を集中しながら、目を閉じます。息を吸うときは、交感神経が活性化して、身体は緊張ていきます。息を吐くときは、腹側迷走神経が活性化して、身体はリラックスしていきます。この生得的な体内の波動のなかを漂いながら、身体内部の感覚やイメージに触れていきます。このようなセッションを繰り返すことで、トラウマの病から上昇の階段を昇ることが可能になります。トラウマの恐怖により、凍りついた身体を解きほぐし、痛んだ断片を呼び寄せるようにして、本来の自分を取り戻していきます。

 

 

精神科の病院に行ったけども、待ち合い室で待たされ、話もほとんど聞いてもらえず薬を処方される。

 

カウンセリングは神戸市東灘区岡本の空きマンションでの個人開業で行っています。精神科医療では、診断、薬物療法、症状の軽減、管理と社会適応といったトップダウン方式の上から視点で治療されますが、当相談室では、カウンセリング、生活場面の臨床、自己調整機能の回復、そして、思う存分生きれるようにと、当事者と同じ目線に立ち、心、脳、身体をケアしていくことが特徴になります。カウンセリングルームは、痛みの伴う生身の人間同士が対話をしていく場所であり、人間的な相互の関わりを通していく日々の営みを大切にします。

 

 

発達障害と診断されたけども、虐待やいじめなどのトラウマ体験があるので、診断に疑問がある。

 

自分のトラウマについて思い出すことはつらく。まして人に話すことはなかなかできないものなので、精神科医に話せない場合は、発達障害として診断されることがよくあります。ここでは、トラウマを受けたこころの世界を専門家が見立てます。当カウンセリングルームの最大の特長は、トラウマ的出来事、外傷的事態を生み出している実態(社会)を重視し、これらに対して、心、脳、身体、スピリチュアリティがどのように内的に応じていくのかを長い時間をかけて細かく見ていくことです。

 

 

厳しすぎる環境で、いっぱいいっぱいな状態で、自分に向き合う余裕なんてないです。

 

心理支援は「対話」を重視したカウンセリングを行いますが、より重度の精神疾患の対象者には、希望により生活サポート(子育て、病院への付き添い、スーパーでの買い物など)や、自律神経の働きを整える瞑想、嬉しいと感じるスキルの獲得のために課外活動(山や川、滝など自然と関わる)を行うことも出来ます。生活サポートでは、日常の暮らしの足もとに光を当て、同じ目線に立ちながら、こころの麻痺、過剰な警戒、恐怖症状などを解いていき、愛着や社会交流システムを活性化させます。一緒にプログラムを作って日常生活で実践していくことで、リラックスして安全に感じる方法が見つかるまで支援します。

 

 

毎週、カウンセリングルームに通うことが出来ません。

 

外の世界はいつ何時心ない言葉を浴びせられるかわからないので怖い方、言葉一つで自己崩壊起こしてしまうかもしれない方、バスや電車に乗ることが出来ない方、あまりにしんどくて身動きがとれない方、カウンセリングルームに一人で通うことが出来ない方には、電話カウンセリングを行うサービスがあります。▶電話カウンセリングのページ。また、セラピストがご自宅や喫茶店などに訪問してカウンセリングを行うサービスがあります。▶訪問カウンセリングのページ

 

 

どんな相談が来ていますか?

 

失恋や離婚、また、その危機をきっかけに来談される方が多いです。未解決なトラウマを抱えている人は、親密な人との関係が崩れたとき、その人との関係により未来を思い描けていた自我が崩壊し、今ここでの繋がりを失って、方向性を見失います。そして、深層に埋もれていた本能的な情動を抑えられず、一時的に精神病的症状に陥ることがあります。大切なものを喪失した人がカウンセリングを受けることにより、自分の想いをしっかり話すことで、徐々に本来の自分を取り戻していきます。

 

 

失恋や離婚の危機です。いつも親しい人との関係が長続きしません。

 

自力ではなかなか逃れないので、自分のことを包み隠さず話していただき、親密な人との関係が続かない構造を一緒に見ていきます。そして、自分のことを嫌悪しないように見て見ないふりをしてきた部分を徹底的に見直す必要があります。まずは、二人の関係が危機的状況になってからでは遅いので、早めに来談されることをお勧めします。

 

 

子育てに自信がありません。相談できる相手もおらず、子どもの発達が心配です。

 

児童対象のプレイセラピーや親子面接も行います。また、環境要因だけではなく、脳の特性や発達の偏り(発達障害)など多角的アプローチも行います。子どものうちは、感受性が豊かで、思考も柔軟で、恐れの感情も少ないため、状態が良くなっていくケースが多いです。トラウマや解離性症状がある場合は、学校で問題児になるとか、小児うつや体調不良で動けなくなる前に早めに治療を受けたほうがいいと思います。▶プレイセラピーのページ

 

 

過去の話よりも、おしゃべりがしたい、アドバイスが欲しい、脳の働きを変えたい・・・

 

ここでの支援方法は、技法や理論よりも、あなたのこころの痛みと不安を丁寧に聞き取り、その人の実情に合わせたより柔軟な方法(オーダーメイド式のカウンセリングやリラクゼーション技法)で行います。

 

 

不条理な環境のせいで、みんなに置いていかれて一人で寂しかった。誰に助けを求めたら・・・

 

深い悲しみのなかにいるあなたに対して、セラピストが寄り添い、さらに、カウンセリング空間がホームベースとして機能し、二人の共同作業の中で、愛着システムを活性化させ、安定した愛着関係が経験できるように支援します。

 

 

どうして私だけがこんな目に合うのだろう…悔しくて、苦しくて、やりきれない。

 

自分の話を興味を持って聞いてくれるセラピストにたくさん聞いてもらうことで、苦しみ、やり切れなさは少しずつ解消されていきます。とにかくたくさんの話を人に聞いてもらうことが精神機能の回復や人間的な成長に繋がります。

 

 

自分のことが大嫌いで自分を責めてしまう・・・

 

子どもの頃から、逆境体験を繰り返し受けてきた人は、打ちのめされたような無力感に取り憑かれていることがあります。過去の酷く打ちのめされた体験と、現在まで生き残り、一生懸命に頑張っていることの区別をしていき、個人の尊厳を支え、高めていけるように支援します。

 

 

セラピストはどんな本を読んでいるのですか?

 

ユング派のドナルト・カルシェッドのセルフケア・システムや、ジャネ理論を駆使した構造的解離理論人間の奥深さを学べる精神分析学理論、トラウマの理解に必要なヴァン・デア・コルクやピーター・リヴァインらの外傷理論などがベースになります。あとは、社会学や脳科学、神経生物学、動物行動学の知見を取り入れたり、先住民のシャーマニズムや精霊、自然崇拝を心理療法に取り入れていく予定です。

 

 

精神科医の視点と心理士の視点の違いは?

 

精神医学は、精神現象を生物学的普遍性の視点で強調しますが、当カウンセリングルームでは、精神現象を心理学、社会学、脳科学、神経科学、進化生物学、動物行動学、文化人類学などの視点で考えます。また、社会に対しての不安や、人間不信などの何らかの人間関係が悩みを作ると考えたり、今ここでの体験を重視し、当事者の語る言葉を一つ一つ大切にします。

 

 

▶薬物療法と心理療法について。

 

薬物療法は、脳の神経伝達物質や身体内部に直接働きかけて、睡眠、食欲、性欲、意欲、衝動、不安、緊張など生活全般の困難を和らげてくれます。他方、心理療法は、本人の取り巻く家族関係、社会文化を見ていき、カウンセラーとの対話を通して、人と繋がる喜びを感じたり、心や精神、身体を内部から緻密に分析していき、自分と向き合いながら、自己理解を深めていきます。どちらも有効な手段であり、二者択一を迫るのは不毛で、薬物療法、心理療法、課外活動、集団活動等の複数の治療法を併用することが回復に役立ちます。長期的なストレスで生活全般が困難な方には、精神科の薬物療法と当相談室のカウンセリングを併用することを勧めています。

 

 

トラウマに対する精神科医療の欠点と心理支援の可能性について。

 

子どもの頃に複数のトラウマを負うことで、理性脳(最も進化し、洗練された部分)と情動脳(最も原始的な部分)のバランスが崩れて、自分が自分で無くなったり、自傷や他害の恐れが伴うようなことが起こります。精神科医療では、入院させることで患者を守りますが、他方、患者を拘束することで、家族や社会の治安を守ってきました。また、薬物療法では、興奮による交感神経系に乗っ取られないように患者を守りますが、他方、薬で感覚を麻痺させ、情動脳を黙らせてきました。その結果、子どもの頃の真実は原因不明になっています。私は、トラウマの患者さんが自分のお守りとして、様々な専門家を利用することには賛成です。また、トラウマの専門家の力を借りて、自分の身体やこころとコミュニケーションしていくことがトラウマ治癒の有効な手段であると考えます。

 

 

▶心理療法(トラウマケア)の限界について。

 

トラウマの治療は、自ずと限界があります。幼少期のトラウマは情動を司る神経系に大きなダメージを与え、脳の電気回路、心的回路、身体内部に弊害を及ぼします。これはトークセラピー(お話)だけでは、完全に治癒されることはありませんので、良いと思われる様々な技法を駆使しなければなりません。まず、目指すところは、自分の状態を理解すること、恐怖や痛みを和らげること、自分の主体性を取り戻すこと、他者との関係で肯定的未来を描けるように自分の物語を書き換えていくことなどが挙げられます。

 

 

▶心理療法(トラウマケア)の危険性について。

 

過去に拒絶した痛みや恐怖に向き合うことになるため、その恐怖に近づいては離れて、離れては近づいてとこれを延々と何年も繰り返すことになるかもしれません。この恐怖を克服するには、自分のこころの内に良いイメージを持っていることが鍵になります。また、トラウマ治療は、自分のことをたくさん人に話すことで客観的に自分のことが見れるようになる利点はありますが、一方で、自分のことを深く話すことで当時の感情が蘇り、過覚醒が頻繁に生じて、問題行動が生じやすくなる欠点があります。そして、不安や緊張が高まり、麻痺や脱力等の症状が悪化し、生活全般の困難が増大されることがあります。そのため、過去の心理療法家の失敗や、トラウマを扱う心理療法の危険性を十分に考慮し、吟味してきました。当相談室では、身体とリラクセーション、ヨガ、瞑想、対話の良い部分を組み合わせて、安全性に十分配慮して行います

 

 

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