当相談室で相談できること、悩み事、生きづらさ、トラウマ、発達障害などを、カウンセリングや心理療法、身体的アプローチで対応していきます。その他のことでも承ります。相談の方法は、対面カウンセリングからオンラインカウンセリングがあります。
トラウマは、心の傷と言われてきましたが、現在では、生物学的な変化を脳や体にもたらし、全身に及ぶ疾患と言われています。
解離は、トラウマで傷ついている人の心と体を理解する鍵になります。凍りつきや死んだふり、過覚醒、リラックスなどの急激な生物学的な変化から、心が身体の反応についていけなくなります。
境界性パーソナリティ障害は、複雑性PTSDに似た症状になります。また、見捨てられ不安の強い愛着障害や発達障害がベースにあるかもしれません。感情の起伏がジェットコースターのようで、感情調整が困難になり、身体感覚は麻痺していたりします。
自己愛の病理は、現代人に多くみられます。ベースにはトラウマや発達障害があり、自意識過剰で、不安や緊張が強いです。彼らは、上昇志向を持ち、自分をいつも正当化し、合理的な思考から、損得勘定マシーンのようになっています。
回避性パーソナリティ障害の人は、緊張が強く、脳は脅威がないかどうかをアセスメントして、常に逃げ道を探っています。人から叱責されたり、非難されたり、失敗したりすることを恐れており、自分をうまく表現できず、すぐに疲れてしまって、人間関係から引きこもります。
強迫性パーソナリティ障害の人は、頭の中で、正しい答えや正しい選択肢を選ぼうとしているので、なかなか決められず、慎重になりすぎて、行動に移せません。強迫症状があると、仕事などで出来上がりが時間ギリギリになってしまいます。
スキゾイドパーソナリティ障害の人は、社会や対人関係において興味・関心がなく、感情の表現が苦手です。彼らは、自分の中の世界に引きこもり、バリケードを張って生活をしています。
発達障害は、自閉スペクトラム症、注意欠陥多動性障害、学習障害などあります。彼らは、環境への適応が難しく、ストレスに対して受け流せないほど繊細で、体調が悪くなりやすいですが、それはこころが弱いというわけではなく、脳の構造の違いにより起こります。
摂食障害の要因は、親子関係のこじれや性被害などのトラウマがあります。病理の中核は、体重に対する過度のこだわりがあるため、食べ物を怖がりながらも、食べ物に異常な執着心を持つようになります。
HSPは、心身が繊細で、敏感すぎるため、社会に出ても、小さなことや人付き合いで辛い思いをすることが多いです。 その繊細さ故に、普通の元気な心身の持ち主では気付かないような、世界のあり方や人々との関係性、ものの見方をして、他の人とは感覚が違います。