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冷静な観察者の人格
▶冷静な観察者の人格

 

虐待を受けている子どもは、その親の存在により、激しいダメージを負って、不安や恐怖すら感じられなくなっていきます。虐待を受けて、解離や離人症を持つような子どもは、どこまでも追いかけてくる恐怖に体が固まり、凍りつきました。親の要求に対して、体は固まり、手足は動きにくくなりますが、更なる要求に応えないといけないために、瞬間的忘却させて、体を動かします。親の気配に怯え、怒鳴り声を聞くと、体が固まっていくために、もたついてしまって、避けられないような恐怖を感じる場面では、死んだふり(擬死)をしてやり過ごします。家の中では、全神経が親の気配、表情、足音、生活音、話す内容などに向けられ、頭の中で過剰な情報処理を行い、自分の体を切り捨て、この状況を生き延びるために、観察者の状態に固着します。

 

観察者は、息を潜めて、足音を忍ばせる生活になります。自分の恐怖や不安、緊張などを感じられなくなり、自分の体の感覚を切り捨てることにより、恐ろしい場面でも冷静さを装うことができます。普段から、周りを観察し、頭の中で過剰な情報処理努力を行い、興味のあるものと嫌悪するものをアセスメントしていくため、分析して考えや意味を掘り下げることが得意になります。一方、観察者の弱点は、他者の情報や感情がたくさん入ってきてしまって、疲れてしまい、生活全般が困難になります。また、ちょっとしたことで、体が硬直するために、自分の体に安心感がなく、固まるとか、フリーズするとか、立ちつくしてしまうことがあります。

 

外に出掛けているときは、気配をすぐに感じ取り、頭の中に勝手に情報が入ってきて、興味あることや嫌悪するもので溢れていきます。頭の中では、良いものと悪いものを評価して、自分にとって良いか悪いかを見極めます。人によっては、頭と体を繋げている状態から、自分の体を切り離すことが自然に出来るようになり、場面に応じて、観察者になることができます。自分の体から離れると、自分の体の感覚を切り離すことなるので、対象のことを緻密に分析したり、感情移入することが出来ます。

 

観察者として生活している人は、子供の頃から、環境の変化に敏感に反応して、振り回されて、体調が悪くなるばかりで、どう生きていいか分からないために、周りを観察して、なんとか生きてきました。頭(心)と体を分離させるのは、体を持ち、この世に縛り付けられた当事者として生きることに耐えられないので、体から離れて、眼差しの視点で生きています。

 

あとは、体の中にトラウマがある人は、自律神経系や覚醒度の調整不全に陥るために、たくさんの人前では、緊張しすぎてうまくいきません。また、想定外のことが起きて、対処しきれないことを恐れています。そのため、高いパフォーマンスを発揮するために、トラウマが刻まれた体を切り離して、冷静になり、自分の表情や手汗、震え、赤面をコントロールします。そして、周りを警戒しながら、先読みして、相手のニーズを汲み取り、相手を喜ばして、自分を楽にします。

 

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繊細で見透かす力

トラウマを負って嫌な経験をしている人は、自分の身に危険がないかどうかを見るようになり、繊細な心を持ちながら、人を見透かす力が育ちます。

闘争・凍りつく防衛

トラウマの恐怖に曝された人の体には、3つのFのストレス反応が現れます。3Fとは、闘争、逃走、凍りつきの3つの状態で生存を高めるための反応です。

凍りつく人の特徴

凍りつくトラウマがある人は、小さい時から、親子関係で悩み、家の中では、息を潜め、足音を立てずに、聞き耳を立てた生活をしています。