暗闇で生きる人

暗闇で生きる人は、

色鮮やかな綺麗な街並みを歩くと辛くなります。

私は闇で、

普通の人は光…

正反対だから関係を続けられない。

普通の幸せを望めない。

 

夢から逃げないとか

病気に負けないとか

どんなに辛くても諦めずに頑張っても

鏡に映る自分の姿は程遠いほどの闇が映る。

 

▶暗闇で生きる人

 

暗闇で生きる人は、子どもの頃から、劣悪な環境で育ち、暗闇の中で生きてきました。親の喧嘩を見て育ったり、親や兄弟に暴力を振るわれたり、いじめられたりすることが原因で、とても苦しみ続けた結果、日々生活していくことが嫌になり、何も感じたくないと思うようになります。そして、誰の目にもつかないように、その場にいないふりをして、現実世界の苦痛が過ぎ去るのを待ったり、周りの人の声が聞こえないように、心を閉ざして、暗闇の中で考え事をしてきました。

 

日常生活は嫌なことしかないから、辛くて、苦痛だらけで、何も感じたくありません。痛みを受ける度に、自分の体から離れて、心を閉ざしていくようになります。本人は痛みを伴う自分の体から離れていき、離れた場所から痛みを負ったもう一人の自分を見たり、現実世界をシャットダウンしていきます。そのために、自分の体の痛みや不快な感情を麻痺させて、しかし、気づくと傷だらけの身代わりのもう一人の自分がそこにいて、本来の自分はそこにはいません。日常生活において、痛みの経験を繰り返すたびに、何も見えない、何も聞こえない、何も感じない世界の中に行き、ひとりで考え事をしたり、眠ったような状態になります。

 

本来の自分が大人に成長するにしたがって、痛みを感じる度に、自分の部分がこの現実から消えて、自分とは正反対の強い部分や暴力的な部分が全面化していきます。身代わりの自分の痛みの部分(精神的暴力、身体的暴力、性的暴力など)は、どんどん膨れ上がって成長し、最終的に自分をのみ込むまでになります。本来の自分は脆弱になっていき、ちょっとした嫌なことても頭の中が混乱してしまい、意識が朦朧として、自分が自分でなくなります。また、本来の自分は、ちょっとしたことでもすぐ消えてしまって、強い性格の部分や攻撃的な部分が勝手に振る舞うようになるので、誰かと仲良くなることが難しく、誰かと深い関係を結ぶことができずに、人間関係がうまくいかなくなります。日常の痛みは、全て暴力や罵倒、相手を見下す言動になっていき、自分の中のモンスターが「お前は幸せになるんじゃない、また逃げるのか」と暴れて、全てにおいて人間関係が失敗していきます。そのために、社会生活を送る中で、失敗や傷つく経験ばかりが増えて、余計に本来の自分が表に出てくることが難しくなり、永遠の孤独の中に閉じ込められます。

 

いつもひとりぼっちで、普通の幸せが望めなくて、皆に置いて行かれて、そのような自分の運命を呪って生きていかなければなりません。「自分は、光の世界で幸せに生きている人達とは違う。」「辛いとか、苦しいとか耐えて当たり前、愛されない私が悪い、生きる価値もない、苦しむべきなのだ。」という諦めの気持ちに支配されていきます。社会一般の幸せな人々を見ると羨ましく思い、そのたびに頭が痛んだり、体調を崩したり、精神的に落ち込んでいきます。そのために、苦しい表の社会で生きようとして、他者と接点を持っても、すぐ壁を作り、また見捨てられる不安や慣れない温かさが怖くて、すぐに引っ込んでしまい、ずっと暗闇の中で生きていくことになります。

 

以上から、暗闇で生きる人の特徴をまとめると、過去の経験から傷だらけになった場合、これ以上の苦しみは受け入れらないので、誰もいない場所で休みたいと感じるようになります。傷を癒したり治したりする方法が見出せず、絶望や無力状態として自らのことを捉えて、死にかけた自分をこれ以上傷つけないように、誰にも知られない場所に隠れて休みます。疲れ果てた身体を引きずって、自分のなかに閉じこもって安全を確保しようとします。そこは自らの声も外には届かず、他者の声もこちら側に入ってくることもありません。

 

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