兄弟葛藤のトラウマ

▶兄弟葛藤のトラウマ

 

幼少期のトラウマは、親子関係のみでなく、兄弟や姉妹間の比較や葛藤によって、親の愛情に差が生まれることから作り出されます。親は、無意識/意識的に可愛い、素直、優秀な子の方に愛情を与えます。愛情を与えられなかった子は、劣位に置かれて、自分の価値のない存在と感じるようになります。

 

赤ん坊の頃は、親から熱烈に愛されていて、親が自分の名前を呼んでくれると嬉しい気持ちになりました。赤ん坊の頃は、親を理想化していました。ただ、小学校や中学校と成長していく過程で、学力が低いとか、感情が不安定とか、トラウマのせいで扱いにくい子どもにされて、親の興味が別の兄弟に移っていきます。そして、子どもは、兄弟を褒められて贔屓されるけど、自分は叱責を受けると経験から、親に裏切られたと思って落ち込んで、親の期待に応えようとしても、親の理想に届きません。自分に対しての親の興味が段々失われていくことで、心が壊れてしまって、兄弟葛藤のトラウマを負います。兄弟葛藤のトラウマは、最も大好きだった親に裏切られて発症します。

 

親の愛情に飢えて、フェアじゃないと思いのなか兄弟・姉妹葛藤になります。

例えば、姉妹に葛藤がある場合は、姉と比べて、

親を支配しようとしたり

 

親と兄弟、自分の三者関係に悩み、その家にいることが嫌になります。

兄弟葛藤がある子供は、自分の居場所に苦しみます。

幸せが生きがいが無く、存在価値が見い出せません。

 

兄弟と比べながら育ってきたので、周りの反応が気になります。

人にどう思われているかを気にする。