▶未解決なトラウマを持つ母親
複雑なトラウマや発達障害の傾向を持ち、トラウマのメカニズムで生きている人です。
複雑なトラウマを抱えている母親は、子育てや家事だけ手一杯になり、心と身体が限界に達しているかもしれません。情緒不安定でイライラして、夫や子供と揉め事が多くなります。
未解決なトラウマを持つ母親は、いつも何かに怯えていたり、子どもが自分の思うように動いてくれないから怒る親のことです。
周りの目や世間体ばかりを気にして
自分を防御する姿勢を取り、何かに怯えていて、神経が張りつめています。音や匂い、光などに敏感に反応し、家の中の物音、他人の声などに過敏になります。
物音が嫌いで、泣き叫ぶ声が嫌い
過敏で、神経質になり、ヒステリックに怒ります。
トラウマのせいで交感神経過剰になり、自己中心性が高まって、心の余裕がなく、子どものことを考えられなくなります。
トラウマを負った母親のなかには、子どものことを可愛いと思えなくなります。自分のことが嫌なので、自分と同じ遺伝子情報を持ち、自分に似た要素を持つ子どもを愛せません。
子どものために、自分を奪われ、我慢を強いられ、無理していくことに耐えられません。
子どもに必要な物を買い揃えるために、自分へのご褒美を買いたくても我慢することになります。
傷ついてきた母親の身なことでも体は瀕死状態かのようで、それでも子どものために、自分の身体に鞭を打ち、歯を食いしばり、我慢します。
子どもの方が、しんどくて動けないとか、パニックになっている母親の代わりに、成熟し、子どもらしさを無くしていき、母子関係の役割が逆転することもあります。
虐待を受けてきた母親は、自分が親に甘えられなかったので、駄々をこねる子どもとのやり取りが苦痛になります。
不快なことへの耐性が低い母親は、
恥ずかしいから辞めなさい
子どもは母親に反発するか、従うかのどちらかになります。
子どもは、いつの間にか、のんびりゆっくりした自分らしさを見失っていきます。
トラウマを持つ母親は、主人や子どもにも警戒し、緊張していて、過剰に情報処理を行います。神経は張りつめて、ちょっとした変化にも気づいてしまうので、しんどくなります。
トラウマを持つ母親は、家の中で、子どもや主人との関係に悩むようになります。
身体が麻痺している母親は、子どもの気持ちや欲求がどんどん入ってきて、子どもの期待に応えられない罪悪感で悩みます。と同時、母親の切なく、辛い暗い気持ちが子どもに向いてしまいます。
母親は子どもの気配や足音、視線、表情に過敏になり、イライラします。
トラウマを持つ母親は、子どもが自分の思っていることと違うことをされるのに苛立ち、家の中ではイライラするポイントが多くあります。小さなことでも、気に入らないことはイライラします。
子どもが地雷を踏んでいきます。子どもはわがままなのは分かっていても、身勝手な行動が許せなくなります。
遊んで、物を散らかして、、大人しくしていられない子どもに苛立ちます。
幼稚園や小学校の行事やママ友の関係でしんどくなり、うまくいかないかもしれません。
外に出ると、緊張や過剰警戒して、無理しすぎて、疲れてしまい、家の中では、疲れて、眠たく、横になって休みたくなります。
頭痛や腹痛、吐き気、耳鳴り、めまい、たちくらみ、蕁麻疹、アトピーなどの身体症状
脳が危険を察知して、身体が疲れやすいのですが、本人にはその自覚がなく、いつの間にかイライラしていたり、疲れ切っています。
子どもを自分の思うようにしたくて、どうやって押さえつけようか考えています。子どものありのまま姿や攻撃性を受け止めることができずに、拒絶してしまいます。
解離傾向がある場合は、頭がぼーっとして働かないために、会話の内容が聞こえてこなかったりします。
母親自体に安心感が無く、人の目をきにして、気を使って、緊張しすぎています。人に頼ることができません。
世間体や細かいことまで気にしてしまうために、
これをしてはダメ、あれをしてはダメと禁止や制限が多くなります。