▶身体感覚の麻痺症状
幼少期の頃から、身体の異変や抱えていた持病により、
出生時や胎児期のトラウマ体験から、小児期の逆境体験などで、倦怠感が酷く、喘息や頭痛、胃痛、アトピー、吐き気など、毎日が辛くて、苦しいと、身体を麻痺させていくようになります。しんどいことを自覚できないまま成長し、無理をしてきたため、大人になると動けなくなる(カサンドラ)状態になります。大人になってから、原因不明の身体症状を抱え、線維筋痛症や慢性疲労症候群、過敏性腸症候群、化学物質過敏症など
身体感覚が麻痺すると、体内の炎症やお腹の調子の悪さ、疲れやすさなど自覚できなくなり、無理をしすぎて、動けなくなるとか倒れてしまうことが起きます。
身体感覚を麻痺させている人は、人生で次々と起きることが辛く、足ですくでん、動けなくなり、不安しかない人生を麻痺させて生きます。身体が限界に近い状態なので、普段から身体感覚を麻痺させて、ごまかし生きています。また、逃げる場所がなくて、ただ耐えるしかないから、自分を動かなくして、意識を別の領域に置きます。身体感覚の麻痺が酷くなると、自分がどんどん小さくなって、着ぐるみを着ているような感じになります。
人が傷つきすぎると、自分の皮が分厚くなり、鎧を纏うようになって、感覚が麻痺し、生きている実感が無くなっていきます。身体感覚が麻痺している人は、体がこわばり、思考が混乱してなかなか止まりません。自分の身体という感じがなくなり、調子がわるくなると、身体は重たくてやっかいなものになります。重くて動かないので、自分の身体に鞭を打ち、興奮させて動かします。
。恐怖に怯えると、筋肉は硬直していきますが、そのあと手足の感覚が掴めなくなり、力を入れることができず、手の指や足を動かそうとしても動かない。脳と体を繋ぐ神経の配線が故障しています。
トラウマがある人は、怒りや恐怖のエネルギーを閉じ込めていたり、凍りつき現象により、体の節々が痛みます。問題があるときに、不快な感情や感覚があると、動きづらくなりますが、目的達成のため、身体感覚や感情を切り離す方法が解離になります。過酷な環境にいる子どもほど、解離する力がついて、体の感覚を麻痺させて、現実に適応しようとします。しかし、長年その環境に留まり続けることにより、現実感が無くなり、生き生きとしたこの世界を感じられなくなり、死んでいるような感覚になります。
外の刺激に対して、体の反応が鈍くなり、体の感覚が分からなくなります。また、新しい変化に対して、一瞬は反応するけど、すぐ体の感覚を失います。
恐怖あって、生活全般のストレスから逃げたくなって、気づいたら自分の感覚が麻痺しています。身体感覚が麻痺すると、自分の心が傷ついていることに気づかなくなり、劣悪な環境のなかでの生活が可能になります。
どうしようもない状況で、どうしていいか分からず、自分の感情を押し殺してきました。
そして、元気が無く落ち込んで、とにかく辛くて、苦しくて、感覚を麻痺させて、何も考えられなくなりました。
しんどい生活から、感情や感覚を麻痺させてきましたが
自分本来の感情や感覚が出てくると、胸が掻きむしられるような 痛み、絶叫したくなるような感情に巻き込まれます。
身体が麻痺している状態が続いて、感情や感覚が分からなくなり、自分の身体を動かしにくくなり、フラフラします。
過酷な環境に留まり続けると、外界の刺激(精神的ストレス)に対して、体が反応が弱くなり、燃え尽きて、歩く屍になります。体の反応が弱くなると、注意力が散漫になり、集中力が途切れ、体の筋肉は伸び切り、リラックスした状態に戻れません。
人に怒鳴られたり、叩かれたりすると、心は体を麻痺させて、離人状態にして、嫌なことに耐えようとします。
暑さや寒さを感じなくなり、分からなくなります。
とても辛く、とても苦しい毎日の中、何かを感じると生きづらくなるから、何も感じないようにしていきてきます。酷い仕打ちにあっても相手に合わせていくと、自分は空っぽになります。
幼少期に痛ましいトラウマを負った子どもは、現実世界の絶え間ない変化に圧倒されてしまって、良いことも悪いことも感じすぎてしんどくなります。例えば、ちょっとしたことで、心臓がバクバクする、心臓が落ちそう、身体が痒くてたまらない、息が吸えない、気持ち悪い、痛みが走るなどするために、自分の身体反応に混乱していきます。
身体感覚が麻痺すると、現実の絶え間ない変化を感じなくてすむという利点があり、ある程度日常生活をこなすことができます。
感覚が麻痺していると、生きているか死んでいるか分かりません。感覚が分からないと、何かに吸い込まれそうになります。
辛さと混乱、分からなさに
エネルギーがなくて、元気もなく、何も感じないから、ワクワクするとか気持ち良いとか怒りの感情が分かりません。身体感覚や時間感覚、感情が掴めなくて、頭がぼーっとして、すぐに半分眠ったような状態になります。
何かを感じているのが分からなくて、頑張っても経験が積み上がっていかなくて、その場その場になります。
長年に渡り、親に虐待されたり、兄弟から暴力を受けたり、学校で虐められたりすると、身体感覚(はらわたが煮えくり返る、心臓が痛む)に耐えれなくて、感覚が麻痺していきます。身体感覚が不快な人は、思考で埋め尽くすようになります。心と体が分離していきます。
体を動かさずに、意識(心)を別の領域において、何も感じないように、何も考えないようにします。
普段が人の気配に怯え、恐怖の中で生きているのに、身体の感覚が麻痺すると、怖いというのが全くなくなります。
ガラっ性格が変わって、怒り出します。
気持ちがコロコロ変わり、一貫性が無い。
緊張が強すぎて、お腹が痛くなり、下痢をしてしまう。
皮膚の痒みを抑えている
喉が詰まって息苦しい 咳が出る
自分が自分でなくなっていく。怒っている自分や人に合わせてばかりの自分が出てきます。
顔が勝手に笑い出したり、泣きだしたりします。
体の麻痺が酷いと、自分が自分で無くなって、自分が無いからフワフワして、自分の軸が無くなります。自分が無いから、一人になると役割が無くなり、どうしていいか分からなくなります。自分が無い人は、誰かがいて自分が成り立ちます。
感情や自分の思いを吐き出したり、身体的行動をやり遂げることで、痛みが落ち着いて、気分が穏やかになります。トラウマの凍りつきと麻痺の症状が緩むことで、自分が思っていたよりもずっと心と身体が傷だらけなことを知ることができます。