性暴力被害のトラウマ

▶性暴力被害のトラウマ

 

闇が深く、感情のない痛みの記憶になります。

性暴力被害を受けた人は、体が自己免疫疾患のようになり、自分の体を他人の手で触られることに抵抗するようになります。頭や体は人との交流を背くようになり、反発していくようになります。性暴力被害者は、過度なストレスや不安から、人と繋がることで自分を癒そうとする一方で、人に触れられることに全身が猛烈に反発します。

 

性暴力被害に遭ってしまうと、自分の体であることに耐えられず、何年経っても、自分の体ではないようになり、嬉しいとか楽しいと感じられなくなります。自分の手で自分の体を触っても、違和感しかなく、気持ち悪さを感じます。

 

性暴力被害に遭った人は、過覚醒のPTSDが慢性化すると、徐々に解離症状が重くなります。過覚醒のPTSDのときは、人間関係でイライラして、我慢できずに衝突しまくるため、うまくいきません。解離症状が重たくなると、省エネモードに入り、ちょっとしたことでもイライラしなくなり、他者に迷惑がかからないようになります。呼吸は少なく、何も感じず、眠ったような状態で、手足は力が入りません。

 

性暴力被害者は、自分で自分をコントロールすることが難しく、買い物や食べ物、薬物、アルコール、異性に依存して、自分を保とうすることがあります。何かに依存することで自分の体調の悪さを整えようとするモチベーションにもなります。

 

 

失感情症や解離性健忘になっていく性暴力被害者は、自分の感情の記憶が一切なく、感情を思い出せず、事実のみしか思い出せなくなります。何かあったことを思い出すと体がゾワゾワします。

寝ているときは、体が凍りついて固まっています。全身が固まっていて、眠くて一日ゴロゴロしていたり、いくら寝ても眠たくて、寝ていることが楽しかったりします。寝ていると辛いことを忘れられます。現実感と夢の世界が曖昧になり、現実が夢のように感じます。自分一人だとぼーっとして、自分が自分で無くなって、世界がぼやけて、動けません。何もなく、生きる屍のようになります。お腹も空かず、何も食べなくても平気です。人がいると交流しようとします。