複雑性PTSD

▶複雑性PTSDとは

 

安心や安全感がなく、闘争を司る交感神経や凍りつきや虚脱状態の原始的な神経の中の行き来の中で生活しています。原始的な神経が優位になると、息を潜めるようになり、呼吸が止まっている時間が増えます。PTSD優位の時は、我慢ができず、すぐにイライラしてしまって、周りと衝突することが多くなります。しかし、人間関係でことごとく失敗していくと、複雑性PTSDになり、死んだふりで生きていくようになって、解離症状が重くなります。解離症状が重くなると、全身が固まり、呼吸が少なくなって、何も感じない慢性的な空虚感や虚無感に襲われるようになります。体は空っぽになり、頭でいろいろ考えて、頭の中の声に引き寄せられるようになります。頭の中で、同じところをグルグル回って、手足は力が抜けて、体が重くなります。

 

 一人ではいられなくて、一人になると自分の役割がなくなり、どうしていいか分かりません。一人でいると、自分が自分で無くなって、自分が無いから、フワフワして自分の軸が無くなります。

 

誰かいないと自分というものが成り立ちません。

全身がモヤモヤ、ざわざわして、身体が凍りついていくと、自分の居場所がなくなり、、自分が何者か分からなくなります。

 

 

 

トラウマがある人は、不快場面になると、自律神経系の調整不全が生じて、心拍や呼吸に急激な変動が起きて、胸を中心に全身が縮まり、硬直し、痛みがでます。また、長年に渡ってストレスが掛かると、過剰警戒と緊張から、肩こり、頭痛、顎関節症、背中の痛み、神経痛、関節痛、皮膚の痒みに苦しむようになります。さらに、胃腸など内臓が炎症を起こして、過敏性腸症候群になったりします。

 

トラウマの記憶や激越な感情に蓋をして生きていて、それは脳の中のどこかにあります。何かの拍子で、ブワッと怒りや恐怖の感情が溢れ返ると、体は固まり、呼吸がしづらく、震えたり、痙攣になります。

 

脳のセンサーが全開で、あらゆる刺激に過敏で、体が反応しやすく、神経が張りつめていて、一方で、刺激に脆くなります。相手の感情がもろに入ってくるので、怒りの感情を向けられることが苦手です。そのため、相手に悪意を向けられないように、その場を盛り上げ、気を使い、作り笑いをして、過剰に適応しようとするところがあります。PTSD症状が慢性化すると、不快な刺激を感じないようにして、体を麻痺させたり、頭の中で生活するようになります。

 

音や匂い、光、人の気配に過敏に反応します。人間関係において、相手の表情、言葉、仕草に過敏に反応して、すぐに不穏な空気が漂いやすいのが特徴です。そのため、人間関係が長続きせず、ことごとく失敗に終わったり、しんどくなったりします。

 

現実感が乏しくなり、思考をうまく働かせず、問題解決がうまくいきません。

強い情緒刺激に対して混乱し、他者を警戒し、自分を守ろうとします。

 

身体の中に恐怖や怒りを閉じ込めており、自分で自分をコントロールできなくなることを恐れています。

人に怒らせないように、悪く思われるように、人に批判されないように

相手が自分のことをどう思っているか細かいところまで気にします。

 

自分のことがよく分からなくなり、人と関われば、トラブルが起きやすくなります。

 

不確かさや曖昧な状況が苦手で、白黒思考で、

 

解離が外れると、怒りが出て闘争モードになります。

解離しているときは、感情に気づいていません。怒りなどのいろんな感情が解放されます。

背中を中心に固まっていて、痛い。

 

複雑性PTSDの人の生きている世界と健康な人の生きている世界は随分と違っています。健康な人は、体が丈夫で、ストレスに強いのが特徴です。複雑性PTSDの人は、過敏で、神経質で、怒ったり、泣いたりと情緒が不安定です。